自分のこども以上に手がかかる営業マンを【いちから】改善させる方法

部下を見てイライラが止まらない!

もっと自分で考えて行動しろ!

なんで一から十まで説明しないとこの営業マンは動かないんだ!

って思った経験がありませんか?

ストレスをため込むとあなた自身のメンタルに影響が出てしまい、ほかの仕事に対するモチベーションや集中力が低下し、仕事の進み具合が遅くなったり、たまったストレスをほかにぶつけてしまい自暴自棄になったりすることもあります。

※家庭に持ち帰ってしまったときが一番怖い・・・家庭で何もないことを祈ります。

何度も同じことを指導してるのに、少しだけ案件内容が違ったりすると毎回相談しに来るし、指導をしていても前向きにな話をしない・・・

「これは難しいですね」「頑張ってやってみますが・・・」といったような、頑張る気があるのか、ないのか、努力を見せたいのか、見せたくないのか、やる気があるのか、ないのかがはっきりしない部下の指導にあまたを悩ませますよね?

※上記の発言をする部下がいたら、よほど心の余裕がないと教育できませんね・・・

そんなときに、表面上のやり方をお伝えしても、その案件をこなす作業はできても、応用問題が解けるようになったり、自律的に仕事をする人間にはなりません。

今回はそんな優れた営業マンと、普通の営業マンの最大の違いを理解し、あなたが抱える営業マンの部下にお伝えください。

そもそも優れた営業マンと、普通の営業マンは何が違うの?

営業マンの勝者と敗者は明らかに違います。

勝者は常に行動の結果に対する責任を引き受けますが、敗者はうまくいかなかった言い訳をする【言い訳病】と呼ばれる病気にかかっているんです!

これは優れた営業マンになるためには致命的であり、一旦言い訳病にかかると先に進もうとせず障害や不安、不満にぶつかるたび言い訳をするようになります。

反対に勝者はそうではないですよね。

勝者は【問題解決】を目指します。

常に問題を解決し、日々ぶつかる難題に対処する道を探り、絶えず新しいことを試みます!

うまくいかなかったら別のやり方を取ってみるし、失敗するかもしれないなとは考えない。

成功している営業マンと平均的な営業マンの違いは何かというと、それは成功してる営業マンの方がはるかに熱心に働いてるということなんです。

となりの億万長者の著者、トマス J スタンリーの調査では、自力で成功した億万長者の85%はひたすら勤勉に働いて成功を収めています。

成功してる人は尋ねられると大抵こんな風に答えるんです。

「私は他の人より頭が良かったわけではないが進んで人よりも勤勉に働いた」

平均的な人は勤勉に働きたいと思うし、勤勉に働くつもりでいるし、勤勉に働こうと思ってはいる・・・

※あなたは部下から数多く言われてきたと思う

彼らは勤勉に働いていると主張し、いかに熱心に働いてるかを訴えることすらあるが、実際は対して勤勉に働いていないことが多い・・・

※もし勤勉に働いている部下を持っていたらこの記事を見ていないだろう・・・

平均的な営業マンはなんと労働時間のゆうに50%は無駄にしている。

調査によると、人より少し遅く出勤し、仕事は少しゆっくりで、少し早く切り上げる。

そして労働時間の大半を同僚とつまらない無駄話をしたりしょうをしたり、コーヒーを読んだりネットサーフィンをしたりして過ごしている。

※あなたの記憶を振り返ってみると、部下がそのような行動を取っていないだろうか?

優れた営業マンはここが違う

勝者は違う!

人より少し早く出勤し、少し早く仕事をし、少し遅くまで仕事をします。

昼休みも休憩時間も仕事のことを考えるし、なによりも準備に余念が無い。

業務時間内の分秒をとても大事にします。

教育のポイント

それでは一体何をやれば良いのか?

あなたは、言い訳病に掛かっている営業マンに、2つ質問を伝えるだけで良いのです。

その言葉は何かというと

【何が問題なのか?】

【どうやったらその問題は解決出来るのか?】

これは何かというと、まずは考えさせること。

そして考えて出てきた答えを実践させ、結果を報告させること。

報告してきたら、あなたは2つの質問をしてください。

【何が上手くできたの?】

【もう一回同じことをやるとしたら何を変えて行うの?】

こういった話し合いの場を作ると、部下との信頼も構築できるし、部下が自発的になってきます。

そしてもっとも大切なのは【言い訳病】から【問題解決】の思考に至るまでには、反復が必要だということです。

一回伝えただけでは染み込みません。

「世界一美味しい」とブッシュ大統領が絶賛した、ホテルオークラが提供しているフレンチトーストのレシピですが、卵、牛乳、砂糖、バニラエッセンスを混ぜ合わせたものに、食パンを両面丸一日ひたす。(片面約12時間!!!)

自然に浸し続けた結果、食感がとても柔らかくなり、外側がふんわりとして、中はとろとろ。とろけるような舌触りになるのです。

本当に大切な考え方は、一回だけでなく何回も何回も伝え続けて、ようやく身につくということです。

部下の営業マンは何だかった言って大人です。

毎日言われ続けてくると思考の習慣がついてきますので、いつの間にか解決思考が身についています。

その間はあなたが食パンを浸す牛乳になってください!