本当かな??
どういうこと??
そう思った方が多いタイトルだと思います。
この投稿は営業未経験や
そこまで成果が出ていない営業マンに特に効果が高いです。
要約すると営業を他部署と客観的に比較すると、どんな良いことがあるのかという投稿です。
営業が嫌わられる理由や嫌厭の大部分を占めるのが、失敗したくない。
失敗=断られるということです。
商材によっては受注までの流れや、確率というのは異なってきますが、
大枠の流れは
【電話アプローチ→キーマンコンタクト→アポイント取得→商談→受注】
といった流れだと思います。
例えば取得確率を考えてみます。
電話アプローチ→キーマンコンタクト(取得率:10%)
キーマンコンタクト→アポイント取得(取得率:10%)
商談→受注(取得率:10%)
と仮定しましょう。
※あくまで参考です。商材によって率の変動はあります。
それでは1,000件のリストに対してアプローチしたと仮定します。
電話アプローチ→キーマンコンタクト(取得率:10%)
1,000件×10%=100件
キーマンコンタクト→アポイント取得(取得率:10%)
100件×10%=10件
商談→受注(取得率:10%)
10件×10%=1件
1,000件のコールから最終的な受注が1件。
999件は受注に至らないということです。
ここで何もメンタルサポートがなければ、
999件も対応したくないと考えます。
成功確率0.1%ですからね。
当たり前です。できれば断られたくありません!
ですが、これが現実です。
なので、数字の見方を変えて頂きたいのです。
それは何かといと・・・
1件の受注を取るために、999回の失敗が許される。
この視点の移動は、営業マンは相当気が楽になります。
1回の成功を手にするために、999回失敗しても、
大丈夫と了承してもらっているということですから。
これが他部署だったらどうでしょうか?
経営企画部、マーケティング部、販促部などです。
成功確率が0.1%の担当者・・・・
予算何千万をかけて、成功率が0.1%・・・
左遷決定です(笑)
他部署では仕事出来ない社員なのですが、
営業部ではそれがOK!!
不思議ですよね。
ここで重要なのは、失敗を恐れるのでなく、失敗を受け入れる強さを少しずつ身につけていく。
そして失敗の経験を次に活かすための習慣をつけていく。
その体験を会社は公認しています。
なので、使える資源を利用して、自分のマインドやスキルを上げることができると考えましょう。
ちなみに今では大企業の社長、楽天の三木谷社長の話です。
実は営業マンだったというのはご存知ですか?
起業当初は楽天市場への出店契約を取るために、
数人の社員と一緒になって、毎月5万円の契約取りに全国を走り回っていたそうです。
IT商材ですが基本は飛び込み営業です。当時は認知も低いため、ほぼ門前払いを食います。
断れるのが嫌だから、もう営業活動はやらないと判断したのではなく、
どうやったら受注が取れるかというのを考えました。
そこで三木谷社長は走ったり、腕立て伏せをしてから
営業先に飛び込む裏技を編み出します。
息を切らせ汗をかく営業マンを、簡単に門前払いできる人は少ないと考えたそうです。
つまりは、失敗から学び、どうやったら解決できるか!
ということです。この思考プロセスはどの部署でも必要です。
このスキルを身につけるためには、相当数の体験が必要です。
一流になるためには多くの体験をこなして、そこらか質を高めていく。
どの時代でも通用する普遍的な原理を使える環境が営業にはあります。
出来るだけミスを減らすには、多くのミスをして、そこから多くを学ぶこと。
認識を改め去ることが大切ですね!