家だとやる気がなくなるのはなぜ?帰宅してからの自堕落を抜けだす方法

朝や昼にかけて自分のやる気が最高潮だったのに、夕方以降から先細り帰宅前にはモチベーションの火は消えてしまっているときってありませんか?

そんな自分を見て、「またやっちゃった・・・どうして自分ってだらしないんだろう・・・」って自暴自棄になります。

そんなあなたを自暴自棄から、頑張っている自分に変化させるやり方をお伝えします。

なぜ家に帰るとやる気をなくすのか?

答えを伝えてしまうと、脳の作りがあなたをそうさせています。

より詳しくお伝えすると、あなたが”見た”ものを、”脳がキャッチ”し”脳から○○しろ”と命令が下されます。

命令内容はたいていあなたの習慣です。

もしあなたの帰宅してからの習慣が、

靴を脱ぐ⇒廊下を歩く⇒部屋に入る⇒ソファーに寝転ぶ

という習慣だったら、脳はこのようにあたなへ指示を出しちゃうんです。

靴を脱ぐ⇒早く脱いで休もう。もう身体が限界!

廊下を歩く⇒早く部屋に入ろって休もう!

部屋に入る⇒休めるソファーはどこかな?いつもの習慣ができないと身体が心配だよ

ソファー発見⇒発見!いつも通りに休もう。休まないと身体に悪いからね!

といった感じです!

この欲求は人間の中で一番強い欲求なので、なかなかあなたが改善できないのは当然なのです

脳内に権力者がいる?

これはポール・マクリーン「三位一体脳モデル」といって、脳は左脳と右脳のように左右に分かれていますが、縦にも3つに分かれているという説です。

3つというと

■脳幹…爬虫類脳(反射脳)

■大脳辺縁系…哺乳類脳(情動脳)

■大脳新皮質…人間脳(理性脳)

Web活用術。参照

ポール・D・マクリーン博士

重要なことを伝えます。

行動力の強さが一番強いのが爬虫類脳なんです💦

爬虫類脳というのは欲求に素直です。

”食べたい、飲みたい、寝たい、エッチしたい”など、人間が生きる上で必要な行動を取ります。

特徴は愚直なほど素直で、行動力が半端なく強いです!

この脳しかいない世の中だと、北斗の拳みたいな世界になってしまいます。

ただ、現実はそうではないですよね?

そうならないために人間脳がいます。

人間脳は理性的なので、欲求の行動に対して未来を見るようにします。

例えばケーキが目の前にあったとすると、こんな会話をするんです。

爬虫類脳:「あー、ケーキ食べたいな。食べちゃおうかな!」

人間脳:「だめだよ!いまケーキ食べたら太っちゃう。そしたら、彼に太ったって気付かれちゃう。だから絶対にダメ!!!」

爬虫類脳:「でもいいじゃん。今回だけ!」

人間脳:「ダメ。絶対にダメ!」

爬虫類脳:「チェ。今回はあきらめるか」 or 「ダメがダメ~。今回は食べる~パクっ!」

あきらめさせることが出来ずに、ケーキをパクり!

現実だとソファーにゴロリになるわけです。残酷な会話を脳内ではしてますね(笑)

この選択はどうやって決めているのでしょうか?

この選択は哺乳類脳が行っています。

二つの脳の意見を聞いて、哺乳類脳が判断をします。

今日は食べようかな?今日はダメだよ!の選択は哺乳類脳の判断なのです。

そうなると、哺乳類脳を味方につけることは大切と思いませんか?

そのためには哺乳類脳がどうやって判断してるのかを、理解できれば解決できそうですね!

それはあなたの疲れ具合によって左右されます。

あなたが疲れたな~って思っていると、脳はあなたのをまもるために動いているので、少しの疲れで休ませようと働きます。

問題は、まだまだ動けるにも関わらず!なのに!

筋トレがわかりやすいです。

筋トレで80キロの重ーいバーベルを10回持ち上げて、11回目が持ち上がらない。

腕がプルプルしてますが、もう一回パワーを出すために大きく深呼吸して胸筋に酸素を回して上げようとする!だけど上がらない!!

この状態で早期にあきらめてしまうと、筋肉アップが望めなくなってしまうんです。

辛いときにもう2歩、3歩先に進むのが大切なんです!

辛くなった時に、更に追い込むことが重要なんです!

実は脳も同じで、出来るんですけど、だいぶ余裕を持たせてNGサインを出してきます。

あなたを良い意味で甘やかそうそしてるんです。

ここで、あなたが考えて欲しいのは、自分には余裕があるということです!

それを踏まえて、どうするのかをお伝えします。

自分だけで脳の習慣を変える方法

なにかというと、障害となるものは見ない、です。

例えばソファーが自分にとって障害になるのであれば、ソファーを見ないことです。

だけど、そんなの不可能ですよね!だって家にあるんですもん。

これを機に廃棄するっていう人もいますが、家族の反対とかもあると思いますので、出来ない人が多いと思います。

じゃあどうするのかというと、見ない努力をしてください。自分なりの努力で結構です。

帰宅したらソファーを見るのではなく、自分がやるべきことを(英語の本など)を見てください。

その時は本を開かなくていいです!やるわけでもなく、英語の本を1分熱く見つめてください!

そして、問いかけて下さい!「なぜ勉強するか?」と。

なぜ?の質問に対しての答えは動機です!

動機はガソリンです!!ガソリンがないと爬虫類脳が暴れだします。

人間脳、哺乳類脳にガソリンを注入してください!!

継続する勇気や自信がない人向けのやり方

続いては、これは一人で継続する自信がない人向けです。

それは人の力を借りて、ちびちび進もうぜ!です。

なぜちびちび進むかというと、人がいまを満たそうとする爬虫類脳って何千年前からある欲求なので、1週間やそこらで変わるわけないのです!

何千年という歳月をかけて進化したことを、1週間で変わるなんて、無理です!

大きく変えるのは無理なので、ほんの少しの変化を積み重ね起こしていくことが大切です。

ただそのほんの少しの変化も一人だと、だらけます

その例としてエクゼクティブコーチングというサービスがあります。

エクゼクティブコーチングとは、上場企業の社長を相手にコーチングをするのですが、あの上場企業の社長でさえ、自分一人では習慣を変えるのが難しいので、人(コーチ)の力を借りて自分を変えようと頑張っているのです。

上場企業の社長といえば自己決断の塊のような人です!そんな人でさえ爬虫類脳が勝ることが多いってことです。

なので、恥じることなんてないんです!人に助けを求めましょう!

とういうことで、どうやるかというと、親友や会社の中で仲の良い同僚に、毎日これやるわって宣言してください

そして結果を毎日報告してください。

報告を必ず行うということが、あなたを哺乳類脳と人間脳を活性化させます。

気をつけてもらいたいのが、1点!

報告は必ず毎日することです!

よくあるのが、3~4日継続した後に、ちょっとできてきたと思い気が抜けるときです。

「今日は疲れているし、やらなくていいか」・・・これが最悪です!やめましょう!

”頑張った時に、自分へのご褒美でやるべきことをやらなくなる”がスタンフォード大学の研究で明らかになっています!

まさにあなたもはまってしまいます!はまらないでください!

性質が悪いのが、不定期になった日から爬虫類脳が勝ってしまうということです。

気付いてください!爬虫類脳は最強なんです!

火事場の馬鹿時からが出ているときってどんな時だと思いますか?

自宅が火事になり、周りは火の海、家の中に取り残され、寝室は2階。そして腕の中には生後1か月のかわいい赤ちゃん・・・

こんなときの人間の行動って想像つきますよね?こういう時の火事場の馬鹿力が働きます。

これは「何が何でも生きたい」っていう爬虫類脳が働くからなんです!

その爬虫類脳をマックスパワーにさせるのではなく、爬虫類脳を、コントロールできるように、日ごろから気を付けてください。

大変なのはわかります。

なので、いきなり大きく変わるのではなく、ちびちび、自分がこれならできるということを継続してくださいね!

お手伝いしてもらう人にも、温かく見守ってもらえるように先に伝えておくもの良いですね!

まとめ

塵が積もれば山となるということわざがありますが、この表現はあまり好きではありません。

わたしが思うに

塵が積もるから山となるが正しいと思います。

小さな変化を積み重ねて、大きな実績を出していきましょう!