お金に偏見があると、お金が入ってきません。
お金から嫌わられて、お金があなたの財布から離れていきます。
お金が離れていくということは、お金が手元から消滅するので、日本という国では自由度が激減していきます。
おいしい食事が食べれず、友達と遊びに行くこともできず、大切な人と旅行に行けなくなります。
誰もが嫌だと思うことですが、お金に偏見があると、乗ったら自動でついてしまう、エスカレーターのようなものです。
勝手に、次の階に到着します。
お金に対する価値観がアップする、ダウンするかは置いておいて・・・
ということで、お金の偏見を取ることは大切です。
無意識に行っているお金の偏見を質問で解き明かしていきたいと思います。
率直に質問です
率直に質問をさせてください。
お金を払うほうが好きですか?
お金をもらうほうが好きですか?
自分なりの答えで大丈夫です。
本当に大切なので、真剣に考えてください。
良いですか?
お金を払うほうが好きなのか?
お金をもらうほうが好きなのか?
考えはまとまりましたね。
それでは正解をお伝えします。
答えは・・・・
両方です。
お金を支払うことも、お金をもらうことも好きでなくてはいけません。
払うことは好きになれない
なんで?って聞こえてきそうなので、結論を先にお伝えしますね。
経済国家の日本では、お金を払う行為も、お金をもらう行為も日常生活で行うため、どちらかの行為がネガティブだと、ネガティブな感情にあなたが潜在的に引っ張られるからです。
具体的にお伝えします。
一般的には、お金をもらうことは大好きだけど、お金を払うことは嫌いという方が多いと思います。
※もし反対の結果でしたら、言葉を反対にしていただければこの後の話も理解できます。
お金を払うということは、誰かの売上に繋がります。
売上というのは、商品を製造している会社の研究開発費や運営費になったり、その会社に所属している従業員の給料の一部になります。
つまりは、あなたがお金を払ったら、そのお金は誰かの報酬や給料になるということです。
お金をもらうことは嬉しいけど、お金を払うことは嫌い。
なにかモヤモヤを感じませんか?
どういうことかというと、誰かがネガティブな感情で支払ったお金を、あなたは喜んで受け入れている一面があるということです。
お金がもっと欲しいという方が多いのですが、お金稼ぎが苦手な人はこの葛藤を解決していないので、アクセルとブレーキを両方踏んで、進むことが出来ずにいます。
高性能で、ターボがついており、最先端の技術を詰め込んだ、300キロのスピードを出せる車を運転しようとしても、ブレーキを踏んでしまっていたら、初速も遅ければ、最高速度も遅いですよね?
まさに、それが起きているということです。
潜在能力や現在の能力に関係なく、ブレーキを踏んでいるとスピードが出ないのです。
小学生の1+1=2と同じくらい、当たり前のことです。
が、気を付けないと、いつの間にか潜在的にあなたの意識に定住し、無意識にお金に対する偏見をもったり、反対に、無関心になってしまうのです。
お金は天下の周りものとはよく言ったもので、お金に振り回されている人はお金は入ってきません。
お金に振り回されたくない
では、どうやったらお金に振り回されずに、あなたの財布にお金が喜んで入ってくるようになるのか?
それは何かというと・・・
支払うのは嫌い!となると、お金という中立の物がいびつになります。
お金は、物々交換をするための道具であり、それ以上の価値はないのです。
たんなる道具でしかないお金を、あたかも先祖代々に伝わる家宝のように、思入れをしてしまうので、いびつな感情が生まれてしまうのです。
家宝とお金は違います。
お金は払う、もらうという行為があるだけなので、両方好きでないとおかしいのです。
どうやって両方好きになれば良いの?
それでは最後にどうやって、お金を支払うことも、お金をもらうことも好きになれるのか?についてお伝えしていきます。
解決策は、お金を支払うタイミングと、もらうタイミングにあります。
お金を支払うタイミング、お金をもらうタイミングでこのように思ってください。
■お金をもらうタイミング=支払者から応援されている証拠
■お金を支払うタイミング=提供者を応援している証拠
つまりはお金=応援の証拠
と考えることです。たとえば、会社から給料をもらうをとしたら、給料を支払う対象は、もちろん会社ですよね?
支払う会社は、働いているひとへ、『働いてくれてありがとう。これからもあなたを応援しているよ』ということでお金(給料)を払います。
大切なのはここからで、もらったあなたは、会社から応援されたから給料をもらったんだと強烈に意識してください。
反対に、あなたがお金を支払うときはどうすれば良いのか?
例えばスタバでコーヒーを買うとしましょう。
この時のポイントは、誰を応援しているのか?を意識すればよいのです。
そのためには、コーヒーを購入する”いま”から、コーヒーができるまでの過程を想像する必要があります。
コーヒーを作るのに、どのような方々が関わっているでしょうか?
コーヒー豆を作るブラジルの農夫のひとや、コーヒー豆を運送する運送会社、スタバで働いている従業員なんか想像できますよね。
応援する対象は、そういった人たちに対して行います。
『わたしは農夫や運送会社のひと、スタバを応援しているからお金を支払う』と強烈に意識するのです。
あなたが応援されて手に入れたお金を、あなた自身が応援するためにお金を使うというマインドでいると、あなた自身、お金から嫌われなくなり、いつのまにか覆われていた、お金のメンタルブロックが外れます。
ぜひ、常日頃からお金を支払うとき、お金をもらうときは応援というキーワードを意識してくださいね!